
マヌカハニーを選ぶ基本となる「UMFやMGOといった品質基準の数値」については、“UMFとは?マヌカハニーの数字・MGOとの違いをわかりやすく解説”で解説しました。
しかし、いざ実際に購入しようとするとき、新たな疑問が湧いてくることはありませんか?
「数値(グレード)はわかったけれど、結局どのボトルを選べばいいんだろう?」「同じ数値でも、ブランドによって味わいや香りが全然違うのはなぜ?」
そこで今回ご紹介したいのが、「シングルソース」「ノーブレンド」というキーワードです。
どこで、誰が、どのようにつくられたものなのか。その背景を知ることで、マヌカハニーの選び方は、もっとシンプルになります。そして、MOUNTAIN HARVEST(マウンテンハーベスト)が大切にしていること、その核心も見えてきます。
MOUNTAIN HARVESTの3つのこだわり

MOUNTAIN HARVESTは、【モノフローラル】【シングルソース】【ノーブレンド】という3つの製法にこだわり抜いています。混ぜ物も添加物も一切加えず、自然のままの味わいを一瓶一瓶に閉じ込めるこのこだわりは、なぜ大切なのか。それぞれの意味を詳しくご紹介します。
モノフローラルとは
マヌカハニーは、蜜源となる花の種類によって、大きく「モノフローラル」と「マルチフローラル」に分けられます。マヌカの花以外の蜜も含まれる「マルチフローラル」も、ニュージーランド政府の分析基準を満たしていれば、正式に「マヌカハニー」の一種として認められており、手に取りやすい価格帯で楽しめる選択肢として、多くの方に親しまれています。
対して「モノフローラル」とは、マヌカの花を主な蜜源として採蜜したマヌカハニーを指します。
実は、モノフローラルのマヌカハニーをつくることは、決して簡単なことではありません。
ミツバチは、ひとつの花だけを選んで蜜を集めるわけではなく、その時期に咲いているさまざまな花から自由に蜜を集めます。
だからこそ、マヌカの花からの蜜を中心としたハチミツに仕上げるには、採蜜の時期だけでなく、周囲にどれだけマヌカの花が広がっているかという「採蜜環境」が重要になります。
MOUNTAIN HARVESTは、こうした環境が整った採蜜地でのみ採蜜を行うことで、マヌカ本来の香りと風味、そして特有成分をそのままに閉じ込めたモノフローラルなマヌカハニーに仕上げています。
シングルソースとは
マヌカハニーの中には、ニュージーランド各地の複数の養蜂家から集めたはちみつを、まとめてブレンドしたものもあります。業界では「バルクブレンド」と呼ばれるこの方法は、安定した供給や味わいの調整がしやすい一方で、一瓶の中に複数の産地のはちみつが混ざるため、その土地ならではの個性や生産背景が見えにくくなることがあります。
対して「シングルソース」とは、【ひとつの地域、ひとりの養蜂家、ひとつの採蜜地】に由来するはちみつのことです。混ぜない、産地を明確にする、つくり手の顔が見える。それが、MOUNTAIN HARVESTが大切にするシングルソースの考え方です。
産地が一つであることは、品質の均一性にもつながります。“どこで採れて、誰が作ったか”が明確なため、トレーサビリティの高い、高品質で信頼性のあるマヌカハニーに仕上がります。このようなシングルソースを実現できるのは、本場ニュージーランドでもほんの一握りのメーカーだけです。
ノーブレンドとは
「シングルソース」が“どこで採れたか”を問う考え方であるのに対し、「ノーブレンド」は“採れたはちみつをその後どう扱うか”を問う考え方です。シングルソースのはちみつであっても、複数のロットや収穫時期のものを混ぜ合わせれば、それは「バルクブレンド」の扱いとなります。
多くの製品は、味や品質を均一化する目的で複数のロットを混ぜ合わせており、これが独特の「クセ」につながりやすい傾向があります。対して、シングルソースかつノーブレンドの場合は、同じ場所で、同じ時期に採れたものをそのまま製品化するため、クセがなく、その土地ならではの風味を素直に感じられる、濃厚で奥深い味わいに仕上がります。
MOUNTAIN HARVESTは、採れたはちみつを一切混ぜ合わせないノーブレンド製法を貫くことで、他社にはない透明性と味わいの深さを実現しています。
3つのこだわりが生む、純度100%のクラフトマヌカハニー
MOUNTAIN HARVESTは【モノフローラル】【シングルソース】【ノーブレンド】にこだわっています。だからこそ、イーストケープの澄んだ自然と、養蜂家ビル・サベージ氏の50年の経験がそのまま詰まった、真似のできないクラフトマヌカハニーが生まれるのです。
イーストケープという場所——なぜここが特別なのか

MOUNTAIN HARVESTのマヌカハニーが生まれる場所、それはニュージーランドの「イーストケープ」と呼ばれる地域です。
太平洋に面し、西側をラウクマラ山脈に遮られたこの地域は、ニュージーランドの中でも特に人の手が入っていないエリアのひとつ。広大な原生林が今も残り、海岸線には手付かずの砂浜が果てしなく続きます。地元の人々が「ここは楽園だ」と表現するほど、時間がゆっくりと流れる場所です。
イーストケープのマヌカが高品質とされる理由
マヌカハニーの品質を語るうえで欠かせないのが、「DHA(ジヒドロキシアセトン)」という成分です。マヌカの花蜜に含まれるこの成分は、時間をかけて「MGO(メチルグリオキサール)」へと変化していきます。そしてマヌカハニーの品質を示す指標のひとつ「UMF(ユニーク・マヌカ・ファクター)」の数値は、このMGO濃度と深く関わっています。
研究では、イーストケープのマヌカがDHAを比較的豊富に含む傾向が示されており、こうした地域特有の植生や環境が、マヌカハニーの成分特性にも関係していると考えられています。
つまり「イーストケープ産のマヌカハニーが高品質」と言われている理由には、こうした地域固有の植生的な背景があるのです。
| ※UMF™(ユニーク・マヌカ・ファクター)とは、ニュージーランドUMF協会によるマヌカハニーの品質保証システムです。MGO・レプトスペリン・DHA・HMFの4つの指標を検査し、マヌカハニーの品質や真正性、鮮度などを総合的に評価しています。 |
15人の養蜂家と、6,000以上の巣箱——生産体制の透明性

「産地がいい」と言葉で語るのは簡単です。しかしMOUNTAIN HARVESTが大切にしているのは、それを裏付ける体制があること。
15名の専属養蜂家が、200以上のサイトに分散した6,000以上の巣箱を管理しています。その範囲はイーストケープの広大な手つかずの大自然をカバーしています。
毎年夏、マヌカの花が開く前に巣箱を移動させ、蜂たちが存分にマヌカの花蜜を集められるよう環境を整えます。採蜜を終えた巣箱は自社施設に運ばれ、蜂蜜はちみつの抽出から遮光ボトルのラベリングまで、すべての工程を自社チームが手作業で行っています。製造の全工程を一社で管理している生産者は、業界でも数少ない存在です。
第三者による品質保証

MOUNTAIN HARVESTは、UMFHAのライセンス(No.1075)を取得しており、各ボトルには6桁のバッチ番号が記載されています。この番号から、そのバッチのUMF™グレードや、レプトスペリン、DHA、MGOなどの独立試験結果を確認することができます。購入した一瓶について、実際の検査結果まで確かめられることも、MOUNTAIN HARVESTが大切にする品質管理のひとつです。
さらに、ニュージーランドの公式な原産国認証プログラム「FernMark」のライセンスも取得しています。グリホサートに関する検査も実施しており、子育て中の方や天然素材へのこだわりが強い方にも選んでいただける体制を整えています。
| 「ラベルに書かれた品質を信頼できる」ということは、何度も第三者に確かめてもらっているということ。MOUNTAIN HARVESTは、その透明性を生産体制の根幹に置いています。 |
ビル・サベージ氏の50年——土地と人への愛着
MOUNTAIN HARVESTの創業者であり、今も現役の養蜂家として現場に立ち続けているのが、ビル・サベージ氏です。
彼の朝は、夜明け前に始まります。イーストケープの農道を移動しながら、巣箱の様子を確かめる。その繰り返しを、彼は50年近く続けてきました。
「この場所を毎朝目にするたびに、ここで働けることが信じられないような気持ちになる」——ビル氏はそう語ります。太平洋の波が打ち寄せる海岸線、マヌカの低木が続く丘、その奥には人の手がほとんど届かない、深く静まり返った原生の森が広がっています。日常の風景の中に、彼は飽きることなく自然の豊かさを見出してきました。
「分かち合う」という経営哲学
ビル氏が大切にしているのは、チームとともに歩むことです。収益は養蜂家たちと分け合い、土地を貸してくれる地主パートナーとも利益を共有する——大量生産やコスト削減を最優先にするのではなく、関わる人全員が誇りを持てる仕事をする、という姿勢を50年間変えていません。
その哲学は、はちみつの一瓶一瓶に宿っています。効率ではなく誠実さ。規模ではなく品質。混ぜることなく、ごまかすことなく、一つの土地から届ける——それがMOUNTAIN HARVESTの根底にある考え方です。
【シングルソース】x【ノーブレンド】——選ぶ基準が変わる
ここで、改めて整理してみましょう。
1. 産地・採蜜地・養蜂家が同じひとつの環境で完結すること(シングルソース)
イーストケープのみというひとつの採蜜地にこだわる。さらに、マヌカの花が豊富な環境で採蜜することで、モノフローラルのマヌカハニーに仕上げる。
2. 他のはちみつを一切混ぜないこと(ノーブレンド)
他社には真似のできない100%純粋なマヌカハニー。他のはちみつを混ぜないことで生まれる、濃厚でクセのない奥深い味わいが楽しめる。
3. 全工程を自社管理すること
採蜜から加工・ラベリングまで一貫管理。第三者が品質を確認。
この3つが揃ってはじめて、ラベルに書かれた品質を、消費者として信頼することができます。
「何が入っているかわかる」「どこで採れたかわかる」「誰が作ったかわかる」——MOUNTAIN HARVESTはこの透明性を、ブランドの中心に置いています。それは、毎日の食卓に取り入れるものだからこそ、「何を選んでいるのか」をきちんと知ってほしいと考えているからです。
おわりに

マヌカハニーは、産地・製法・生産体制によって、その性質が大きく変わります。ラベルに書かれた数字だけでなく、「どこで、誰が、どのように作ったか」まで見えるブランドを選ぶこと——それが、本当に自分や家族に合ったものを手にとるための、一つの基準になるのではないでしょうか。
MOUNTAIN HARVESTは、イーストケープという一つの土地から、混じりけなく届けるはちみつです。ビル・サベージ氏が50年守り続けてきたその誠実さが、一瓶の中に詰まっています。
毎日の習慣に、まず一本から始めてみませんか。
【シングルソース】×【ノーブレンド】のマヌカハニー「MOUNTAIN HARVEST」は下記からご購入いただけます。
https://mountainharvesthoney.jp/products/manuka-honey